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社会保険労務士にオススメの貸事務所・レンタルオフィス


今回、社労士さんについてどうか、ということだが、基本的には私が書いている本”敬聴力”に書いている考え方そのままである。

社会保険労務士さんの業務でいうと、就業規則というのがベースに出て来て、あとは雇用保険関係や労災などの申請がある。

ひと昔前と違い、小規模企業さんの方が士業や社労士さんについて期待を寄せるのは、国が出している働き方改革というのを実際に中小小規模企業の中に導入していく為に、何か使える制度はないか、そしてその中で助成金や補助金ということが求められる、という風に社労士さんから聞いている。

当然、専門業 社会保険労務士としての情報、通信紙などを持っているので情報を伝えることは出来るが、中小小規模企業の中で、労基法上、就業規則、長時間労働の罰則規定というかたちの国の動きがあったり、また契約社員の問題でいうと同一労働同一賃金であったり、というところがある。

これを実際、国が決めたから中小小規模企業の経営者は守らないといけない、というようなかたちの中の支援をすると実体的に苦しいと思う。

私の考えている中小小規模企業の経営者は、ある意味一番の労働者といえると思う。

大手企業は仕組み化されてしっかり事業性が敷かれて、各部門部署がある、というところではなく、ほとんど経営者と呼ばれる方は総務も経理も営業も、もう一ついえば製造も、それら含めて全部一人の社長さんの頭の中だけでやってしまっている。

そういう現状の中で、一応国の施策というのも守らないといけないという、その為に社労士さんに求めるのは、法で決まっているからこの通りにしなさいという答えではなく、実際に働く現場で、うまく動いている会社の中でも、経営者さんの持っている知恵工夫経験と感性・勘という部分、これで動かしているのが小規模企業の特徴である。

実際に作業内容の細分化であったりデータベース化など、これをやっていくことで多種多様な働き方ニーズに対応した仕組みが生まれる。

これは、国が発表している働き方改革のひとつの成功事例として発表されている中身は、決して、ノー残業デーを作るとかプレミアムフライデーを作るとか、大手企業さんの昨年であれば流行語大賞に”働き方改革”などが出たが、中小小規模企業の中ではそのような言葉が流行語に入るとは夢にも思わない。

しかし、大手企業で働く人たちの会話の中ではそのような言葉は出ていた。

中小小規模企業でそういうことを本気で考えようと思ったら、先ほども言ったとおり、作業の中身を見える化・分業化・細分化する、というかたちにたどり着く。

その結果、土日祝の出勤や残業が減ったり、シニアや女性の方だと働く業務が生まれたり、ということがある。

その辺のところを企業の経営者さんは、ボヤッとだが”あれか!”という風に求められて、社会保険労務士という名前のとおり、そういう資格を持った方にその辺りのアドバイスを求められる。

ただ、他の士業も、特に行政書士なんかが特に、資格を取るための試験勉強の勉強する中身と、いま実際に経営者さんから求められるニーズは?といった内容の試験問題は無いわけで、私はそれのひとつの答えとして、30数年やってきて実際何十年来の顧問先というのを幾つか持たしていただいている中で辿り着いたのが、この”敬って聞く力”という敬聴力、知恵工夫経験を敬って聞く力、この力を持って目指すところは”教えてもらう専門家”、こういう考え方は一番、社会保険労務士さんが経営者さんから求められているニーズに対応する中ではとても必要な考え方だと、自信を持ってオススメしたいと思う。

うちのインキュベーションに興味があってお見えになっていただけたりすると、実際会社さんとどういった形で取り組んでいるか、ということをみていただける場所になると思うので、もし良ければインキュベーションのほうも覗いていだけたら嬉しく思う。



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